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シンプルだから、贅沢

シンプルだから、贅沢 ブラーバラボ

シンプルだから、贅沢 ブラーバラボ

贅沢とは、
今のこの瞬間を
いずれは終わりが来ることを知りながら
目いっぱい
充実させて生きること。

そして、
これを受け入れる唯一の方法は
明るく、毅然とした態度で
自由に、
自分からも解き放たれて生きること。

本物の贅沢とは
お金を使って得られる物質的な豊かさのことではなくて。

今、自分がこうしていられる幸せや
今のこの瞬間をじんわり味わえること
ちょっとしたことにハッピーを感じられること
自分で選ぶ自由さ。

本当に自分が欲しいものを選び取り
日々の暮らしや食べること、着るもの、頭の中 etc…
すっきりシンプルな上質なものになれば
そんな暮らし方こそが、贅沢なのかもしれないと思いました。

心に響く言葉が散りばめられたこの本のなかで
なかでも、私の心に響いたフレーズは

  • 魂を養ってくれるものだけ、そばにおく
  • 1日 + 1日 + 1日・・・が私たちの人生

でした。

魂を養ってくれるものだけ、そばにおく

自分のエネルギーを消耗させるものは手放し
魂を養ってくれるものだけ、そばにおく。

定期的な断捨離のおかげで
部屋の中から不要なものは少なくなってきたけれど
果たして今の私の身の回りにあるものは、
魂を養ってくれるものだろうか?

そうでないものたちはすぐに一新!
というわけにはいかないけれど、
次に新しいものを選ぶ時には
「魂を養ってくれるもの」というものさしを持ちたい。

そうすれば
本当に必要なものなんて、ごくごくわずかなように思えてきました。

ブラーバラボ

私の魂を養ってくれるもののひとつ。

1日 + 1日 + 1日 ・・・が私たちの人生

1日 + 1日 + 1日と、
ずっと足していくと何になるかというと

私たちひとりひとりの「人生」。

なんてことのない平凡な「今、ここ」のつらなりが人生。

それならば、たとえば、
お客様用にだけいい食器を使うのではなくて。

毎日の食事にこそ本当に気に入った上質な食器を使いたい。
「魂を養ってくれるもの」を取り入れたい。

ストレスを解消する効率的でお金のかからない方法

次々と流れ込んでくる雑多な情報やモノは
意識しないと
知らず知らずのうちに自分のスペースを奪っていく。

海辺で波の音を聞きながらぼーっとすごしたり
無心になって趣味の世界に没頭すると
不思議と頭も心もスッキリする。

「頭を空っぽ」にすること
ある意味、瞑想と同じような効果があり
ストレスを解消するもっとも効率的でお金のかからない方法。

「フランス人は10着しか服を持たない」との読み比べ

昨年ベストセラーになった
「フランス人は10着しか服を持たない」は、
パリの貴族の家にホームステイすることになった
カリフォルニアの女子大生だった著者の視点から。

ホームステイ先のマダム・シックから学んだ
”暮らしの質”を高める秘訣を、
豊かな感性の女友達とお茶をしながら楽しく聞いているような
そんな印象でした。

対して、
「シンプルだから、贅沢」は
先述のマダム・シックを彷彿とさせるような著者による
洗練された印象を受けました。

翻訳者の原秋子さんの文体も美しく
「そうか、こういう表現って素敵だな」など
気になった言葉のメモを取りながら
読んでいて、心が洗われていくような清々しさを感じました。

これからは、
ただものを減らすだけでなく
「魂を養ってくれるもの」という視点を持って
ものごとを選びたいと思いました。

そして、
1日 + 1日 + 1日 ・・・の連なったものが人生なのだ、
ということも。

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